
米麹を自分で作るのと買うのとどっちがいいのかな…
自家製生米麹を作るメリット・デメリットについて、またおすすめする人・しない人についてまとめてみました。
米麹を自分で作るメリット
材料費が安い
自家製米麹では約1/3の材料費ですみます。
ネットショップ:送料込みで1kg1,500円(中には1kg2,000円以上するものあり)
自家製:1kg約500円(5㎏2,500円の米900g、20g500円の種麹2gを使用した場合)
好きな量で作れる
ネットショップでは通常500g、1㎏単位で販売されていますが、自家製だと好きな量が作れます。
米の種類にこだわることができる
米麹を買う時は米の品種まで書いてあることは少ないです。
しかし、自家製米麹だと米の品種や栽培方法(有機米、特別栽培米など)など、自分の好きな米を選ぶことが可能です。
また玄米で購入した場合は、精米度合い(玄米~白米)も自由に決めることができます。


出来たてをすぐに使える
自家製米麹では出来上がったらすぐに使用可能です。
一方でネットショップから購入する場合は、配送に2日程度はかかります。その間に発酵が進んでしまったりして少し品質が変わる可能性も考えられます。
また、暑い時期はクール便での配送になることも多く、受け取りのために在宅しておく必要もあります。



きれいに作れた時の感動は手作りならではのメリットです
米麹を自分で作るデメリット
初期費用がかかる
生米麹を作るために、道具を準備する必要があります。
- 蒸し器(圧力鍋+蒸しざるがおすすめ)
- 温度計
- 電気毛布
- タッパー
- 蒸し器または蒸しざる
- 蒸し布またはさらし布


作るのに時間がかかる
作るのに2日程かかります。
ただし、実際に作業をする時間はあまりなく、朝と夜に家にいれば、日中はほったらかしでも問題ありません。
慣れないうちは失敗する可能性がある
最初のうちは慣れるまで失敗する可能性があります。時間と材料のロスが発生します。
ただし、きちんと道具をそろえて麹菌の生育条件を整えれば、失敗の確率はかなり減ります。
米麹作りをおすすめする人
定期的によく使う
毎年味噌作りをする人、塩麹をよく使う人など、定期的に米麹を消費する方は長い目で見ればお得です。
材料にこだわりたい
有機栽培米や米の銘柄にまでこだわりたいという人におすすめです。
米麹作りをすすめしない人
たまにしか使わない
米麹をたまにしか使わない場合は、ネットショップで素直に買いましょう。


失敗したくない
失敗するリスクは慣れても少なからずあります。
米麹を確実に手に入れたい場合や失敗したくない人は購入するのが無難です。
管理が面倒
時間はあるけど、タイムスケジュールの管理が面倒な人や難しいと思う人はおすすめしません。
毎年味噌作りをしているなら手作りを
私のように、毎年味噌作りをしているなら手作り米麹もぜひしてみませんか。
一度慣れると簡単に作れるのでおすすめです。