資格を取るための「勉強の仕方」のコツ

資格勉強のためのコツ

この記事では、社会人が最短コースで資格を取るための勉強方法を解説します。

私はFP2級などの資格をもっていますが、先日、資格取得の勉強法をテーマにした書籍を読み、私のこれまで実践してきた勉強法と共通点が多く見られましたので、紹介させていただきます。

目次

限られた時間で合格するために必要なこと

社会人は時間が限られているため、限られた時間を有効活用することが合格への鍵となります。

そのためには計画を立て、さらに効率的な学習が必要です。

①計画を立てる

計画を立てるためには、目標(試験の難易度)と現状(自分の力量)の把握が必要です。

目標

試験の難易度を把握することで、必要な勉強時間や量を明確にする

現状

自分の勉強スピードを把握することで、目標達成までに必要な学習時間を逆算する

これらの目標と現状を踏まえて、具体的な学習スケジュールを作成します。

⑴過去問を読んで資格テストの難易度を知る(目標)

もし過去問があれば、最初に資格テストがどのくらいの難易度か知るために、過去問を読みます。

過去問を読むことで、どの程度の勉強や時間が必要かをざっくりと把握できるからです。

この時は、問題を解くのではなく、次のような情報を意識して読みます。

  • 記述式か選択式か
  • 難易度

⑵自分のテキストを読むスピードを測る(現状)

一度テキストを読むスピードを計測してみます。

こうすることで、テキストを読み終えるまでの時間の予測が可能になります。

たとえば、2ページ読むのに15分かかるなら、200ページのテキストは25時間が必要です。

以上を踏まえてざっくりと勉強の計画を立てます。

②効率よく勉強を進める

アウトプット(問題)を中心に進める

人間は「習うより慣れよ」で、知識だけを覚えるよりも実際にアウトプットしながらの方が身につきやすいです。

テキストを一通り読み終えたら、テキストの内容が頭に入っていなくても問題集を解いていきます。

もしくは、解説が充実している問題集であれば、いきなり問題を解いていってもいいです。最初は分からないのでテキストでも調べながらになりますが、大切なポイントが頭に入りやすくなります。

問題を解いて、完璧にわかる問題は「〇」、それ以外は「×」を問題横のスペースに書き込みます

そして、すべて「〇」になるまでひたすら解いていきます。

問題集は1冊

問題集は1冊で大丈夫です。

色々な問題集に手を出してしまうと中途半端になってしまう可能性があるからです。

問題集の選び方は、手に取って読みやすいなと思ったものを選ぶといいです。

ただし、売られている問題集は合格するためにどれも研究されているため、基本的にどれを選んでも問題ありません。

私は、FP2級の資格を勉強した時は、1冊の問題集をひたすら繰り返しました。

問題集の出題頻度の高い分野をとくに勉強する

時間が限られている場合、問題集の中でとくにページが多く割かれている分野から優先的に勉強します。

なぜなら問題数が多い=出題頻度が高いからです。

その分野が完璧にとけるようになったら、出題頻度の低い問題を解いていくといいです。

③勉強を継続するためのコツ

毎日なるべく同じ時間帯に勉強する

毎日なるべく同じ時間帯に勉強し、生活パターンに組み込んでしまえば勉強する習慣が身につきやすくなります。

そのためにはまず行動を少し変えるといいです。

まずは決まった時間に机に座る、通勤電車では必ずテキストを開くなど最初は意識的にすると、習慣化しやすいです。

どんなにしんどくても少しでも勉強する

仕事や飲み会などで生活パターンを乱されてしまった場合でも、少しでも勉強を進めることが大切です。

いったん休んでしまうと、せっかく身についた習慣を元に戻すことが難しくになってしまうことがあるからです。

たとえ1問でも2問でも問題を解くだけも継続することが大切です。

勉強時にはスマホを持ち込まない

勉強時にはスマホを持ち込まないようにするのがベストです。

スマホがあるとついつい触ってしまい、ネットサーフィンや動画を観て時間が過ぎてしまうことがあります。

物理的に断ち切るのが良いです。

喫茶店などで勉強する

時々、喫茶店やファミレスで勉強するのもおすすめです。

そうすることで、勉強のスイッチが入るのと、少しでも他人に見られている感覚があるので、スマホの誘惑に負けず緊張感をもって勉強に集中することができるからです。

参考書籍

こちらの書籍は、さらに具体的な勉強方法が紹介されています。

資格勉強をされる方は読んでおいて損はない1冊です。

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