先月の7月に味噌樽から一部容器に味噌を移したのですが、その時はお店で売られているような黄金色でした(写真撮り忘れ)。味は旨味があり十分に美味しくなっていました。
今回味噌が無くなったので、新たに味噌樽から取り出そうとしたら写真のように焦茶色になっていました。
8月は関西の温度は連日35℃以上となり、味噌樽のある部屋はクーラーを入れていないため一気に熟成が進んでしまったようです。
味噌は人が住む環境と同じところに置いておく熟成がうまくいき夏を越すあたりから食べ頃になるらしいのですが、スペースの関係上、いつも別の部屋に置いています。
例年よりも猛暑となり、夏を越す前に仕上がってしまった感じです。
肝心の味ですが、旨味が凝縮され、赤だしまではいきませんがコクが出ていました。これはこれでとても美味しいですのですが、これ以上熟成が進むとコクが強くなり、多少好き嫌いが出てくるかもしれません。
個人的にはやはりもう少しゆっくり熟成してほしので、最近の猛暑は悩みどころです。
ちなみに昨年悩まされたカビは今年はほとんどみられていません。菌の少ない寒仕込みだったことに加え、仕込み時に塩を表面にきちんと振ったのが良かったようです。