時間が無い時、すぐに味噌汁を食べたいときに重宝するのがインスタント味噌汁。
中でも、フリーズドライ味噌汁はお湯を注ぐだけで本格的な味噌汁ができるので、よく私も利用しています。
フリーズドライ味噌汁は様々なメーカーから発売されていますが、今回はメーカーごとの特徴について簡単に比較してみました。
フリーズドライとは
フリーズドライ(真空凍結乾燥)は、一度凍らせた食品を真空状態の中で乾燥させる方法です。
一般的な乾燥方法に比べると高温をかけずに済むので、風味を損なわずに食品本来のおいしさをお湯を注ぐだけで簡単に味わうことができます。
フリーズドライでは真空乾燥を行う前に食品を凍結させることで、形状の変化を抑えます。その後、真空乾燥機の中で、最低限の輻射熱だけで、食品を乾燥させます。
フリーズドライは、食品に高い温度を直接かけつづける一般的な乾燥方法とは違い、真空化による物理現象により、最低限の熱を間接的に伝えるだけで食品を乾燥させることができます。
コスモス食品 フリーズドライとは
そのため食品の成分を壊しにくく、素材の良さを生かしやすい乾燥方法です。
フリーズドライ味噌汁のメーカーごとの比較
アマノフーズ:シェア№1
スーパーの即席みそ汁コーナーでもたくさん並べられており、フリーズドライ味噌汁=アマノフーズのイメージの方も多いと思います。
アマノフーズは1983年にフリーズドライ味噌汁の販売を開始し、2008年からアサヒビールと同じグループ会社になっています。
アサヒグループのマーケティング力も加わったおかげか、フリーズドライ味噌汁市場では断トツシェア№1だそうです。
急拡大するフリーズドライ味噌汁市場で、約7割のシェアを獲得した(インテージ調べ:19年1月~19年12月。金額ベース。沖縄を除く全国。食品SRI/即席味噌汁(FD市場)全業態)
日経XTREND フリーズドライ味噌汁を極める アマノフーズ、一人勝ちの理由
アマノフーズのフリーズドライ味噌汁の特徴はなんといっても種類が豊富です。
永谷園:懐かしいあの味噌汁も
ペースト状のインスタント味噌汁が有名ですが、最近はフリーズドライ味噌汁が増えています。
個人的に昔よく食べた「あさげ」「ひるげ」のフリーズドライ味噌汁も販売されています。懐かしい。
味の素:具たっぷり味噌汁
フリーズドライ卵スープで有名なクノールスープシリーズで有名です。
その技術を活かし味噌汁も販売しています。
特徴は、これでもかという位、具がたくさん入っていることです。
味噌汁の種類は少ないですが、具たっぷりの味噌汁を食べたい方はおすすめです。
コスモス食品:フリーズドライ一筋。あの有名な出汁メーカーの味噌汁も作っている
フリーズドライ一筋50年以上の会社です。
その豊富な実績からOEM(受託製造)も多く手掛け、出汁メーカーとして有名なにんべんの至福の一椀シリーズもここで作られています。
オンラインショップではコスモス食品の製品を直接購入できます。
個人的にもおすすめです。
アスザックフーズ:信州みそ・みそ汁の具ならここ
長野県にある食品乾燥専門の会社です。
信州みそのフリーズドライ味噌汁を販売しています。
あとアスザックフーズのユニークなところが、様々なフリーズドライの味噌汁の具を販売しているところです。
自分で具の組み合わせを変えてオリジナルの味噌汁を作れるので、普段使いにも便利そうです。
以上、忙しい時に助かるフリーズドライ味噌汁の紹介でした。