発酵食品ソムリエの難易度と仕事にどう役立つか解説します。
発酵食品ソムリエの難易度
実際に発酵食品ソムリエ講座を受けて感じた、講座内容と資格取得の難易度についてです。
勉強範囲は広い
発酵食品ソムリエ講座は初心者からでも受けられるように、わかりやすい内容のテキストとなっています。
ただし2冊のテキストはA4サイズで150ページを超え、発酵について基本的なことは網羅しており、専門用語もたくさん出てきて意外に内容は濃いと感じました。
私はこれまで大学教授が書いた発酵の本などを読んできましたが、それらと比較しても難易度は決して低くはありません。
テキストを丁寧に読み込み、知識をしっかり頭に入れることで発酵食品のスペシャリストを目指せます。
テストの難易度は高くない
以下の点から資格取得の難易度はそれほど高くはありません。
- 試験はすべてマークシート方式で、記述問題がない
- 不合格の場合でも、3回まで再試験を受けられる
合格ラインは70点と、他の資格と比べても標準的な水準です。
テキストの内容をきちんと理解し、章末問題や課題をこなすことで、合格を目指すことができます。
発酵食品ソムリエの合格率
発酵食品ソムリエの合格率は公表はされていませんが、上記の理由から不合格の人はほとんどいないと考えられます。
発酵食品ソムリエ資格はどう仕事に活用できる?
発酵食品ソムリエの資格を取得することで、発酵に関する知識を向上させ、周囲からの信頼を得ることができます。この資格を活かして、以下のような仕事に役立てることができます。
- 食品メーカー:発酵食品の開発・製造・販売
- 飲食店:発酵食品を使った料理メニューの開発・提供、接客
- 料理教室:発酵食品を使った料理教室の講師
- 健康相談:栄養士や医療関係者による食事指導
- その他:発酵食品に関する執筆、講演
まとめ
ユーキャンの発酵食品ソムリエ講座は、テキストが見やすく副教材が充実しており独学で学習しやすい講座です。きちんとテキストを読み、小テストや課題の間違えた部分を理解しておけば、十分に合格を目指せる難易度です。
また発酵食品ソムリエ資格は、食に関する仕事だけでなく、発酵に関する執筆や医療現場での食事指導など、様々な分野で役立てることができます。